
昨年から凧作り教室で使っている凧糸がこのリンク状の糸巻きに巻いてある凧糸です。
直径10センチほどのわっかですが、凧糸が50m巻かれています。
この糸巻きのいいところは、糸が出しやすいことです。
これまで、平たい糸巻きに巻いてあったものだと、35mの凧糸でもすべての糸を出す子はほとんどいませんでした。
しかし、この糸巻きだと多くの子供がすべてをだしきってしまいます。
糸の端はリングにくくりつけているので、凧糸が離れることはないのですが、少しは残して欲しいくらいです。
ただし、糸の出し方や巻き取り方はあらかじめ説明しておき、実際に揚げるときも教えながらやっています。
それともう一つ、リング状のハンドルなので、糸巻きを手から離してしまう子が減りました。
いい風が吹いているときほど、糸巻きを離してしまう子が出てくるのですが、この糸巻きだとしっかり持てるのか、ほとんどなくなりました。
ただし、ゼロではありません。
持ち替えたり、物を持って何かしようとしたときに糸巻きを離してしまう子はいます。
海外では、このリング状の糸巻きはメジャーになっていますが、日本では使っている人は少ないようです。
今回は50m巻きだったのですが、この糸巻きなら子供に80m巻きを使わせてもいいかも・・ と思っています。