凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

凧作り教室で使う凧糸

リング巻き凧糸

昨年から凧作り教室で使っている凧糸がこのリンク状の糸巻きに巻いてある凧糸です。

直径10センチほどのわっかですが、凧糸が50m巻かれています。

この糸巻きのいいところは、糸が出しやすいことです。

これまで、平たい糸巻きに巻いてあったものだと、35mの凧糸でもすべての糸を出す子はほとんどいませんでした。

しかし、この糸巻きだと多くの子供がすべてをだしきってしまいます。

糸の端はリングにくくりつけているので、凧糸が離れることはないのですが、少しは残して欲しいくらいです。

ただし、糸の出し方や巻き取り方はあらかじめ説明しておき、実際に揚げるときも教えながらやっています。

それともう一つ、リング状のハンドルなので、糸巻きを手から離してしまう子が減りました。

いい風が吹いているときほど、糸巻きを離してしまう子が出てくるのですが、この糸巻きだとしっかり持てるのか、ほとんどなくなりました。

ただし、ゼロではありません。

持ち替えたり、物を持って何かしようとしたときに糸巻きを離してしまう子はいます。

海外では、このリング状の糸巻きはメジャーになっていますが、日本では使っている人は少ないようです。

今回は50m巻きだったのですが、この糸巻きなら子供に80m巻きを使わせてもいいかも・・ と思っています。

リング状糸巻 2

 リング状(円形)の糸巻の紹介です。

リング状の糸巻は1回巻いたときに巻きとれる糸の長さが長くなるのが特徴です。

板状の糸巻だと、1回巻いたときに巻きとれる糸の長さは、糸枠の幅の約2倍です。

円形の糸巻だと、直径の約3倍の長さの糸を巻くことができます。

前回紹介した糸巻きは大きな八角形になっているので1回転でかなりの長さの糸を巻くことができます。

また、昔からある六角形に組まれた糸巻も、同じように円形に近い形なので糸の出し入れが速く便利な糸巻きと言えます。
(参考記事:糸巻きー5

リングハンドル糸巻き

そこで、見つけてきたのが、これらの糸巻です。

リング状(円形)に成形された糸巻で、海外では市販されているものです。

持ちやすいく、平たいのでかさばらないので便利です。

ただ、巻き取る時は多少慣れが必要でしょうか。

回転式糸巻き

さらに、内側にベアリングを付けてリールのように巻き取ることができるものがあります。

これは、使いだすとかなり便利です。

写真の糸巻は、直径が22センチのものですが、かなりの長さの糸を巻くことができます。

操縦する凧を揚げるために買ったのですが、出し入れの速さから普通に揚げる凧にも使うようになりました。

この糸巻も、すでに日本でも販売されているようです。

巻きとりが速いだけでなく、木で組んだ六角形の糸巻に比べて場所を取らないのも魅力です。

私は、この糸巻に細くて強度が強い糸を巻いています。

普通に手で引っ張って揚げると、細い糸だといくら糸の強度があっても、手に食い込んだり、すべたりして揚げにくいのですが、この糸巻だと、直接糸に触れることがないので、強度のある細い糸で揚げることができます。

リング状糸巻き 1

 中国に行った時に、リング状の糸巻きをいくつか買ってきました。

一つは、パンインを上げる時に使う糸巻です。

パンインに使う糸巻き

凧を操縦するにはこの糸巻は大変便利ですね。

巻きとりが速いこともありますが、他にも使い易さがあります。

それは、持ち手より前に糸の出るところが伸びています。ちょうど短い釣り竿を持っているようなもので、凧糸をしゃくたり、腕の振りだけで糸を引いたり出したりできます。

ただし、自由に扱えるようになるためには練習が必要です。常にある程度のテンションを保っていないと糸枠から外れて糸が絡まってしまします。

私も、初めは凧を揚げるより糸巻にひっかけてそれを治すばかりでした。

今回はこの種類の糸巻を2つ買って、私にとっては3つの糸巻がそろいました。

画像のような同じタイプの糸巻ですが、それぞれ個性があることがわかりました。

それは、握り手の形とか素材もあるのですが、揚げ手にとって一番違いを感じたのは、回転部分の重さです。

回転部分はベアリングがはめ込まれておりどれもスムーズに回転するのですが、その回転し始める時の重さというか軽さです。

糸を出し入れするときに、重いものはちょっと力が必要で、ゆっくり回転し始めるのですが、回しだすと慣性が働きスムーズに回ります。

反対に軽いものは、始動にかかる力は少ないのですが、その後安定して回すためには力が必要になります。

どちらがいいかは、たぶん揚げ手の好みになるのではないでしょうか。

私は、それほどうまくはないのでコレがおオススメとは言えませんが、自分の好みだと、重い方が使い易かったですね。

特に、巻き取るときにある程度慣性が働いて回ってくれる方が楽でした。


それと、この糸巻で凧を揚げるのがマイブームになったおかげで、手にはマメができて、つぶれての連続でした。今では、マメの跡が固くなっています。

手袋をすればいいのでしょうが、どうもそれだとまどろっこしいので素手でやるとこのとおりです。

一応、指にテープを巻いてはやっていますが・・・

糸巻きー6

六角糸巻き

六角の回転式の糸巻きで、作者は、奥田氏です。
小凧用の糸巻きとして作ってくださいました。

奥田氏の糸巻きは、以前にも紹介をさせていただきました。
堅い木をよくここまで精巧に作れるものかと、感心する次第です。

心棒にはステンレスの棒が通ってあり、スムーズに回転します。
糸巻きの直径は135ミリ、全長は335ミリです。小振りな感じで、特に糸を操る必要のない、ゴンボイカや奴凧を揚げるのに丁度いいようです。

板状の枠に糸を巻くのに比べて、糸巻き部分が六角形など、円形に近くなると、巻き取りが速くなります。

この糸巻きなら、単純に計算して、1回、糸を回すと約40センチ糸が巻き取れます。幅が同じ135ミリの板状の枠だと、30センチぐらいです。

他にも理由はありますが、この六角の糸巻きはたいへん便利なので、よく使うようになりました。

中国風糸巻き

回転式糸巻き1

回転式糸巻き2

中国へ行ったときに、回転部分の大きな糸巻きを見ましたが、それとよく似た感じの糸巻きです。

この手の糸巻きの特徴は、糸を巻く回転部分の径が大きいので、巻き取りがたいへん速いことです。
初めて見たときも、その巻き取りのスピードに感心しました。

写真の糸巻きは、左手で回転部分を押さえ、糸を出す速さを調整します。巻くときは、右手でハンドルを回します。この方式なら、糸の出し入れで、「より」がかかることもありません。

制作者は、中村氏で、ご自分で工夫して、改良を重ねているようです。
また、依頼すれば、作ってくれるそうです。
(連絡先を知りたい方は、メールして下さい。)

糸巻きの使い方と糸のより 3

回転する糸巻き

上の2つの糸巻きは、本体部分が回転するようになっています。
本体が回転しながら糸が出ていき、巻くときも本体を回しながら巻き取っていきます。

こうすることで、糸によりがかかることがありません。

釣りのリールでいえば、ベイトリールと同じ原理です。
太い凧糸を巻くのに、ホースやコードを巻くドラムを使っている方も多いのではないでしょうか。
私も、持っていましたが、凧糸を出すときに、ブレーキをかけながら出さないと、回りすぎて芯棒に絡みつくことがあります。

これまで、糸の「より」について話を進めてきましたが、そろそろ腕にも「より」をかけて凧を作っていきたいと思います。

糸の取り方

糸の取り方

糸を購入した場合、上の写真のように、木管やプラスチックの芯に巻かれている物が多くあります。
また、巻芯のない「かせ」で販売されている物もあります。「かせ」は大きく巻かれた糸を束ねてあるもので、糸を取るときは、「かせ」を両手にかけて(手を巻芯の代わりにして)糸を取っていきました。
「かせ」から糸を取るときは、一人ではできないので、手伝ってもらったり、手伝わされたりした方も多いのではないでしょうか。

「かせ」であれ、芯材に巻かれた物であれ、取る方向によって撚りのかかり方が違ってきます。

製造段階では、巻芯が回って糸を取るので、巻いている状態では撚りはあまりかかっていません。
写真のように、ここから糸を取り出していくと、よりがかかっていきます。
よりをかけないように取るには、芯に棒などを差し込んで、横から糸を引いて、全体が回転しながら糸が出ていくようにします。

しかし普通は、上から取るのですが、糸が出ていくときにかかるよりが、撚った糸をさらに強く撚る方向にかかればいいのです。

上の左側の糸のように、円錐形で片方が細くなっている物(ミシン糸などはこの形が多い)は細い方から取れば、自然と撚りを強くする方向になっています。

写真の右側のように、天地が分からないものは、糸の撚り方(右撚りと左撚り)を見て、どちらから出すのがよいか決めなければなりません。
「かせ」になっている物も同じです。

小さい頃、「かせ」になった毛糸などを取るのを手伝わされました。もともといやな作業だったので、言われるままに手にかけてやっていましたが、「かせ」に表と裏があると知ったのは、自分が凧を作り始めてからでした。
その時、手伝ってもらった人は、たぶん嫌々していたのだろうと思います。

この糸の取り方は、より糸の場合です。組紐のときは、全く撚りがかからないように、巻いてある糸を回転させながら取り出して下さい。(参考)

糸巻きの使い方と糸のより 2

カード状の糸巻き

同じ板状の物に巻いた糸巻きですが、AとBでは糸の状況が違います。

Aは、市販されている物ですが、製造時に糸を巻き取るとき、糸巻きが回転して巻き取ります。
したがって、初めに糸が巻かれている状態では、より(ねじれ)がかかっていません。
そして、糸を出したときに、よりがかかるようになります。それも、この糸は、左撚り(より)の糸で、糸のよりをさらに強める方向によりがかかります。

糸のよりは、製糸の段階で撚ってある方向と同じ方向にねじれる方が、折れや撚りの偏りなどの影響が出にくくなります。

Bは、仕入れた糸を自分で糸巻きに巻いた物です。
左手に糸巻きを持って、右手で、右回転させながら巻きました。そのため、よりをかけながら巻いていくことになります。
この状態で糸巻きを使うと、糸を出したときには、よりのかかっていない状態になり、再び巻くときに、よりをかけながら巻くようになります。

どちらにせよ、凧を揚げるときは、糸のよりをあまり気にせずに使えています。

糸のよりは、糸を巻くときに、巻く方の手にかかる力によって、よりが偏っていくことで、糸によれが生じます。長く使っている場合、たまには、糸巻きの糸を出し切って、撚りをならしながら巻き直すことも必要です。

糸巻きの使い方と糸のより

カード巻凧糸

糸巻きを使うと、糸により(ねじれ)が生じます。このねじれ方についてのお話をいたします。

上の写真の糸巻きは板状の物に糸を巻いた物です。糸を出すときも巻き取るときも、糸巻きを回転ささずに行います。このときの、糸のより(ねじれ)のかかり方について説明します。

糸を出すときですが、
この糸巻きには、右巻き(糸が出る右方向から見て)に糸を巻いています。
糸巻きを回転ささずにこの糸を出すと、糸は左巻きのねじれがかかった状態で出て行きます。

ねじれの方向1

左側に糸巻きがあり、右に糸が出ていくとすると、このようにねじれが生じます。

次に、糸を巻くときですが、左手に糸巻きを持ち、右手で糸巻きに糸を巻きつけていきます。その時、右手は、時計回りの右回転をしながら糸を巻いてくようになります。

ねじれの方向2

そうすると、このように右回転のねじれが生じてきます。

つまり、糸巻きの糸を出す方向から見ると、糸を出す時には、左回転のねじれが生じ、巻く時には、右回転のねじれが生じることになります。
糸を出したり、巻いたりすることで、ねじれをかけて、また戻すという作業をしていることになります。

ただし、糸を出すときには、わりと平均的によりがかかっていきますが、糸を巻くときには、巻く方の手にかかるテンションによって、よりのかかり方に偏りが出てきます。

また、このように巻かれた凧糸の多くは、より糸(撚糸)を使っています。より糸は、元々ねじって作ってある糸なので、糸のよりを吸収します。したがって、このような方法で糸巻きを使って、よりがかかることにより、糸が折れてねじれるほどの影響が出ることは、あまりないと思います。

影響の出方は、糸の種類によって違います。(このことは後述いたします)写真の糸は、よりを吸収しやすい糸を巻いています。

糸巻きー5

糸巻き(5) 六角の糸巻きです。
 糸巻きー1と同じ方の作品です。最近もらった物でまだ使っていません。どの糸を巻こうかと悩んでいるところです。
 かなり精巧にできていているし、使っている木が高級感を出しています。使うのがもったいないくらいです。
 このタイプの糸巻きでは、本体がくるくる回るものもありますが、私はあえて、固定しているものを作っていただきました。
 六角の糸巻きは、平たい糸巻きに比べて、1回巻いたとき、巻ける糸の長さが長いので、大変便利です。ただ、私では作れないのが残念です。
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