凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

角凧を作る 風良好

角凧 清正

角凧を無事揚げることができました。
暖かく、風も良好でした。
ただ、撮影したときに逆光になって今ひとつ写真が冴えなかったのが残念です。

できあがった凧は、思ったより重かったので、少しばかり糸目の中心を上げました。

この凧は、糸の出し入れによって操縦することができます。
ひとしきり凧を動かして、満足して帰った次第です。

角凧を作る 反り糸と糸目

反り糸を付ける

本体が出来上がったら、反り糸と糸目を付けてできあがりです。
凧を反らせるのは、天の横骨だけです。糸目は、4本です。
糸目を付ける位置と、中心の位置は、本体図面を参照して下さい。

反り糸は、上の写真のように、反らさない状態で付けます。そして、凧を反らせるときは、骨に2回ほど巻き付けて、凧を反らせます。

反らせてひずみがないか確認

反らせたときに、凧にひずみがないか確認します。
これで、すでに凧がねじれた状態なら、骨の強いところを、少しずつ矯めながら直していきます。

この凧は、揚げて操縦するので、糸目は骨にひっかからないように短くします。中心の骨を凧の上下に突き出していないのも、糸目がひっかからないようにするためです。

4本の糸目の内、真ん中の1本は、少したるむ程度にしておきます。

これで完成です。

後は、風を待つのみです。

角凧を作る 本体の仕上げ

中心の骨をくくる

骨を貼り終えたら、次は、周りの折り込み部分を貼っていきます。
横の部分を先に貼り、天地の部分を後から貼ります。

ノリが乾いたところで、上の写真のように、中心の縦骨と天の横骨の交差点を糸で縛って固定します。(くくり方は「交差した竹をくくる」を参照)
そして、中心の骨の突き出したところは、凧を揚げているときに糸目がひっかからないように短く切ってしまいます。

アイロンをかける

最後に、アイロンをかけて、本体が完成です。

アイロンをかけるのは、紙を伸ばすためではなく、縮めてピンと張らすためです。そして、若干ですが凧が反ってきます。この反りが、安定して揚げるためのポイントとなります。

角凧を作る 骨を貼る

骨を貼る

紙に骨を貼っていきます。

天の横骨を貼る

最初に、天の横骨を貼ります。
上の図のように、紙の折り目の所に切り込みを入れて、両端をくぐらせて貼ります。
骨はすべて、竹の身の方に木工用ボンドを付けて貼ります。

切り込みを入れる

横骨を貼った後、図のように、5ヶ所に骨を通すための切り込みを入れます。

骨貼り完成

天の横骨の次は、縦の骨を貼ります。上の部分は横骨の下に入れた切り込みに通します。下の部分は、折り返しのところに合わします。中心の骨は、凧の下から突き出ないようにして貼ります。

縦骨の次に、中の横骨を貼ります。これも折り目から出ないようにします。

最後に、斜めの筋交い骨を貼ります。図のように、両端を、切り込みにくぐらせて貼ります。

筋交い骨と縦骨の貼り方

写真のように、縦骨、筋交い骨共に、横骨の下をくぐらせるようにします。

2本の筋交いを貼るときですが、2本とも同じ強さで出来ているとは思いますが、比べてみて若干でも弱く感じる方の骨を、先に貼ります。
角凧の場合、この筋交い骨が重なる限り、左右対称にはなりません。先に紙に貼った方の骨が強く作用します。そのために、少しでも弱い方を先に貼ります。

角凧を作る 骨を作る

竹を割る

骨を作ります。
竹の加工の仕方については、「竹の加工」のページをご参照下さい。

骨の長さについては、前々回の記事にある図面の通りです。
竹の幅と厚さですが、太いところでおおよそ次の通りです。

天横  5×2.0 (弌
中心  5×2.5
筋交い 5×2.5
中横  3×1.5

筋交い(斜めの骨)と中心の縦骨は、上から1/3ぐらいの所から下に向けて、段々と細くしていきます。

骨の曲がりを調べる

筋交いは、2本の骨が同じ強さになるように削ります。さらに、上の写真のように、2本を合わせて曲げたときに、同じカーブを描くようにします。
そのため、幅12伉度の竹を2つに割って、節の位置と竹の質がそろった2本の竹で作ります。
この筋交い骨の差が凧のバランスに大きく影響します。

横の骨は、曲げたときに、左右対称になるようにします。

真ん中に入る横骨は、凧の操縦性に影響します。
弱くしすぎると、安定性が増しますが、回転させる機動性が失われます。
強すぎると、真っ直ぐに揚げることが難しくなります。
まずは、弱めに作るのが無難かと思います。

凧の骨は、1本1本の太さよりも、全体的なバランスが大切だと思います。
「この骨よりもここは少し細く」とか「ここはしっかりした物を使う」など、風を受けたときに、凧がどう変形して安定を保つかを考えると、いいのではないでしょうか。

角凧を作る 凧絵と本体の準備

左右対称を確認

本体の和紙をカットしたら、絵を描きます。
絵を描いて乾かした後、紙が波打っているようでしたら、アイロンをかけて延ばします。(中には、アイロンで熱をかけることで発色がよくなる染料もあります)
絵が完成したら、上の画像のように半分に折ってみて、きちんとした長方形になっているか確認します。
絵を描くと、紙が縮んだりして、矩形がずれることがあるので、ここで左右対称になっているか確認します。

折り目を付ける

まわりを折り返すために、折り目の線に沿って、竹べらで折り目を付けていきます。

周りを折り返す

折り目を付けたら、まわりを折り返していきます。
このときは、ノリで貼るのではなく、折り目を付けるだけです。
この折り目を付けることで、仕上がりの凧の、本体の形を決定します。

この、折り返しをして本体は完成します。
このときに、本体が左右対称でなく、平行四辺形のようになっていたら、真っ直ぐには揚がりません。
きちんとした、長方形になっているか確認して下さい。

角凧を作る 本体図面

角凧の骨組み

和凧の代表とも言える「角凧」を作っていきたいと思います。

大きさは、1枚の和紙を半分に切って作る大きさです。和紙によって、寸法が変わりますが、多少長さが違っても大丈夫です。ただ、縦の長さに比べて横の長さがかなり長くなるようでしたら、切って調整して下さい。


本体 和紙の大きさ

本体の紙の大きさは、上の図の通りです。

私が凧を習ったとき、この小さな角凧を、自分で竹を削って、しっぽを付けずに揚げ、さらに、操縦できるようになれば一人前だと言われました。

それまで、小さい凧はあまり作ったことがなく、簡単かなと思って作ってみると、これがけっこう奥が深かったのです。
骨の数も糸目の数も少なく、簡単といえば簡単なのですが、思うように動かせる凧ができるようになるまでには、かなりの時間がかかりました。

しかし、この凧をいくつも作ることで、凧の糸目の原理や骨組みのバランスなど、凧について多くのことを学ぶことができました。
師匠が、「これができれば一人前」と言ったのは、このことだろうと後になって思いました。

これから、自分で竹を削って、凧を作ろうと思っている方は、簡単に作れますので、是非挑戦してみて下さい。
また、市販の竹ヒゴで、同じように作っても、大丈夫です。
その時は、真ん中にある横骨を付けずに作るとバランスが取りやすくなります。
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