凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

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紙うなり経過報告2(振動の仕方)

紙うなりについてですが、

小さな凧に付けるのは、柔らかくて軽い方が鳴りやすいが、大きな振動が出にくいのです。

ある程度しっかりした物(硬さがある物)は鳴らすのに大きな力(風力)がいりますが、その分大きな振動が得られるようです。

それで、いろいろな素材で実験していくと、紙うなりの振動の仕方には2種類あるようです。

紙うなりの振動の仕方

上の図で、Aのパターンの振動は紙や厚いシートを使ったときに起きます。
紙うなり全体が振動しているわけです。

それに対して、Bの振動は、旗がバタバタ音を立ててはためくような振動です。これは、薄いシートを使ったときに起こり、Aに比べて少ない風量で鳴り始めます。

紙うなりは、基本的にAの振動をねらっているわけですが、ある程度の風量が必要になります。
また、全体が湾曲して振動するので、素材に多少の柔軟性は必要になります。つまり、あまり硬すぎても鳴らないということです。

初めは、津軽凧がバラバラとヘリコプターが出すような音を出して上がるイメージ(Aの振動)を求めていました。

しかし、子供たちにはまず、音が出ることを体感してもらうとなると、Bのような振動で、少しでも少ない風で音が出る方がいいのかと思っています。

そして、もうひとつわかったことがあります。

PE(ポリエチレン)のシートで厚さが30ミクロンだと、Bの振動しか起こらない場合がありました。

しかし、PP(ポリプロピレン)の厚さ40ミクロンで、幅を60ミリくらいにすると、初めはBの振動で、そのうち強い風量をうけるとAのような振動に変わってくるのです。

しかし、両方のいいところを完全にとらえたわけではなく、鳴り始めは少し遅いのですが、そのうちそれなりの大きな振動へと変わることができる。
つまり、それぞれの効果を多少犠牲にしながらも、両方の振動が得られるものを作ることができるというわけです。

この結果をふまえて、もう少し調べていこうと思っています。
コメント
凧男さん、こんにちは。
科学的といえるかどうかわかりませんが、いろいろな素材で試しています。

試してみると、弓のうなりと共通することもあり、私自身もいい勉強になります。
  • takoaki
  • 2009/07/22 11:01 AM
う〜ん、なるほど…うなりには2種類あったのですか!すばらしい研究成果ですね…。このように科学的に解明していかれる手法に感激しています。これからの研究も楽しみに読ませていただきます。
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