凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

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松の木にひっかかる。

 7000枚を超え、風向きが変わり、強さも強くなってきました。

なんとか、障害物をクリアし、松の木の隙間に凧をもっていったのですが・・・

風はいっこうに落ち着こうとしません。凧は高度を下げ暴れ始めています。
(風が強くなっている証拠です。)

7000枚で風が強くなると、簡単に糸を出すことも引っ張ることもできません。
ただ、風のなすがままです。

(後でテレビの録画を見てみると、このときの場面が放送されていました。)

そして、松の木にひっかかったのですが・・

ひっかかった松は体育館の向こう側の松で、こちらからは見えない、体育館の屋根くらいの高さの松でした。

ではなぜ。

それは、ここの地形と関係しています。

強い風の時の連凧のライン

体育館を超えると、その先は谷に向かっています。

山肌を吹き抜けた風は、体育館の屋根を越し、そこから谷に向かって吹き下ろしていました。

連凧が体育館の屋根に接し、そこからさらに下に降りたのは、風がなくなったのではなく、風に引っ張られてでした。

この風の道が分かったのは、ひっかかって後に、校舎の屋上から連凧を見たときでした。

凧は風を受けています。体育館を超えた凧は、いったん谷の方へ少し降り、そこから真っ直ぐに揚がっています。

この連凧のラインが、風の流れそのものでした。


やがて、南の強い風もおさまりかけ、連凧は上昇し始めました。

しかし、松の木にはひっかかったままです。
(この時間帯が最も悔しかったときでした。できるなら、校舎からジャンプして松の木まで跳んでいきたい気持ちでした。)

その後、多くの人たちの努力と願いの甲斐あって、松の木の引っかかりはとれました。

しかし、凧は上昇しません。

同じところが体育館の屋根に接するのは危険だと思い、ゆっくり糸を前に出しては見ましたが上昇せず。

そこで、今度はゆっくり引いてみたところ、凧が体育館の屋根を離れ上昇、しかし、風が強く暴れています。

とその時、瞬間、引っ張る力が軽くなるを感じました。

先頭の2904枚が切れる瞬間でした。


ここで世界記録への夢はとぎれました。

後は無事残りの凧を回収すべく、力の出ない力を振り絞って降ろしていきました。


なぜここで連凧世界記録に挑戦したのか。

それは、ここだから挑戦できたからです。この企画があっらからこそ、世界記録への挑戦できました。おかげで、私は、まだ見ぬ、16000枚の凧を作ることができました。


このときに、思ったことは、幼い頃、町の古老に教わったことです。

凧揚げは自然との対話

凧が揚がりたいと思っているときに揚げればいい

降りたいといったら降ろさなくてはいけない

瀬戸の夕暮れ、師匠と二人で1枚の凧を降ろす光景が目に浮かんできました。

コメント
凧男さん、コメントありがとうございます。
24時間テレビが終わってからしばらくは心の整理がつきませんでしたが、今では挑戦の意義を感じています。
また、今回の挑戦の記録と考察をまとめています。
後々の参考になればと思っています。
  • takoaki
  • 2012/09/10 5:56 PM
本当にご苦労さまでした。本当に残念でした。記録を作るだけでしたら別の方法、別の場所…もあったことでしょう。テレビの放映、被災地での挑戦、制約された時間…などの中で最大限のご努力を重ねられたことが良くわかります。今は心と体の疲労を癒してください。連凧の新記録に挑戦した価値と、挑戦した意義は残るのですから…。
  • 凧男
  • 2012/09/09 6:21 AM
すずめさん、コメントありがとうございます。
今回は貴重な経験をさせていただきました。
次回、というのがあればいいとは思いますが・・
ところで糸が切れたのは、木から外れたタイミングではありません。
テレビでは、ひっかかったまま凧が揚がっていましたが、外す時は、凧が下がっていました。
揚げ手の皆さんも熟練していますので、そのことは考えて外してくれました。
また、糸に傷を付けないようにも配慮していただきました。
しかし、糸は切れてしましました。
どうも、風の神様に嫌われたようです。

  • takoaki
  • 2012/09/07 5:24 PM
吹き下ろしの風が凧を下にひっぱるのも
外れた瞬間にラインが切れて手応えがなくなり飛んで行ったのも
私は両方を経験しているので良く分ります。

テレビを見ながら外れる瞬間の瞬発力でラインが切れなければ良いと思いながら
無事外れることを祈っていました。
引っかかって外れた瞬間はホッとしますがラインが切れるのもほぼ同時なんてすよね。
凧を回収する時の虚しさは経験した人でなければ分りません。
どんなにか悔しかっただろうと思いますが良い経験をされたことを羨ましく思います。
どうか次に繋げて行って下さいますように願っています。
お疲れ様でした。
  • すずめ
  • 2012/09/06 5:03 PM
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