凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

<< 凧が揚がる原理 安定性−バランス | main | 凧が揚がる原理 安定性−風を流す >>

凧が揚がる原理 安定性−反り

凧が安定して揚がる構造の一つに「反り」があります。

下の画像は、角凧を上から見たものです。横骨に糸を張って凧を反らせています。

凧の反り

ほとんどの凧は、翼面を反らせて、「反り」を作っているか、風を受けて反りができる構造になっているかです。

「ゲイラカイト」と呼ばれる三角形の凧も風を受けて翼面がくの字型になるように作られています。

この反りによる安定の原理は、下の図11によってよく説明されています。

凧の原理11
反りがあると、図11の右の図のように、傾いた側の翼面に多くの風が当たるようになり、反対側は当たる風が少なくなります。

そのため、傾いた側が押されて元の左右対称の位置に戻ろうとするのです。

要するに、状態が変化したときに、元に戻ろうとする力が働くというわけです。

これは、「やじろべえ」でも同じような原理が働きます。

凧の原理12
「やじろべえ」は重力によって、元に戻ろうとする力が働き、安定を保っています。

しかし、凧の「反り」の効果はこれだけではありません。「やじろべえ」のような重力による安定とは違った原理が働きます。

凧の原理13
「揚力」の章で説明したように、斜めになった翼面に風が当たることで、斜めに押そうとする力が働きます。

図13(a)のように、左右の面には内側に向いた力が働きます。

さらには、風の流れを考え合わせると、図13(b)のようになります。

両端は風による巻き込みが起こり、さらに内側に向かう力となります。

このように、凧を反らせることで、風の流れを左右に分けることができ、それによって、凧を左右から挟み動かないようにする力が働くのです。

凧の反りは、傾いたときに元に戻ろうとする作用もありますが、どちらかというと、凧が向かってくる風に対して安定する向きになるようしていると言う方が的確ではないかと思います。

凧の「反り」は凧自体が安定して揚がるための一要因です。しかし、このように風の流れで安定を保つような作用が生まれるという考え方は、凧の安定を考える上で重要な考え方となり、安定の原理と言えると思います。
 
コメント
コメントする









メインメニュー
・目次ページ
・お役立ち情報館
・凧作り資材館
・凧の本・書籍の紹介
・相互リンク募集
・お問い合わせ
目 次
ブログ内検索
サイト内を語句で検索
最近の記事
最近のコメント
プロフィール
お気に入り追加
お気に入りに追加!
にほんブログ村 趣味ブログへ
ワノコト -和風な暮らしコミュニティ-
ジャンボ宝くじの当選番号
四国徳島 健心流
リゾートバイトをお探しの方はこちら
enjoy-resoba.com
介護求人情報をお探しの方はこちら
helper-hikaku.net
メンズ脱毛のランキングNo.1!
www.ourchancetogive.org
aga治療東京編
aga-osusume.info
ホットヨガを始めるならこちらをチェック
gendai-yoga.com
銀座で美容整形クリニックを探すならこちら
gnzcosmeticsurgery.net
パーティードレスの通販サイトはこちら
dresspros.info
金属3Dプリンターをご利用ならこちらをチェック
metal3dphikaku.net
リゾートバイトを探すならこちら
resortworks-kuraberu.net
交通事故専門の弁護士をお探しならこちら
tal-lawyer-rank.com
その他
QRコード
qrcode