凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

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「糸目の中心」とは

これまで、凧自体が安定を保つための仕組みをいくつか例に挙げてお話ししてきました。

凧をうまく揚げるためにはバランスの保てる凧を作ることが大切ですが、風が当たってバランスを保てるかどうかの一番の要因は糸目にあります。

凧に付けた何本かの糸目をどこで束ねるかによって、凧の風に対する傾き方が違ってきます。

糸目と凧の角度
風が凧を押す力と糸で凧を引っ張る力が大きくずれていると、凧が少しでも傾くと元に戻そうとする力が及ばず、そのまま回転してしまいます。

糸目の中心がずれると
糸目を束ねるところは、左右対称になるように、凧の中心線上にこなければならないのは当然ですが、さらに、上下のどの位置にくるようにすればいいかが問題となります。

この糸目の付け方(束ね方)がずれると、凧は意外とシビアに反応し、安定が保たれなくなります。

そこで、糸目のバランスを正確に知るための方法として、結び目から束ねた糸目を絞っていき、凧のどの位置に来るかを見ます。

この行き先が、「糸目の中心」と呼ばれているものです。

糸目の中心

このような方法で見ると、糸目の左右の長さが合っているか確かめることができるし、上下の長さの微調整をすることもできます。


「糸目の中心」がどこに来るかで、糸目の長さを調整することは、糸目の付け方の精度を格段に上げることができます。

凧の作り方を書いた書籍でも、この糸目の中心の位置を示しているものが多くあります。

多くの場合は、この「糸目の中心」が凧の長さの上から3分の1とか30%程度のところにきます。

しかし、これは、おおよその位置です。「糸目の中心」の位置はその凧が風を受けたときに支えるべき点のようなもので、その凧の持つ特性と言えます。(実際は、凧に働く力の中心と糸目の中心とは多少ずれています。)

従って、凧によって中心の位置は上下します。同じ形で同じ大きさの凧でも、凧の重さによっても変わってきます。(重い凧の糸目の中心は上になります。)

凧をよく作る方達は、この凧には糸目の中心をどこに持って行けばよいかを熟知しています。しかし、実際に凧を揚げてみて、不安定だと感じると、糸目の中心を上下させて安定が保たれるように調整することもよくあります。

凧が安定するかどうかは、糸目の中心がどこにあるかが大きく影響します。まさに、凧が空中でバランスを保つための最大の要因です。

ただし、凧が安定するための糸目の中心はピンポイントではありません。これまで紹介してきた安定を保つための工夫などによって、ある程度の許容範囲はあります。

安定させて揚がる凧を作るためには、まずは書籍や先達が示してくれた糸目の中心の位置になるように糸目をつけることでしょう。

つづく
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