凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

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凧作り教室、講習会について 3 (凧作りの流れとポイント)

では、実際に凧作りの講習を行うときの指導の流れとポイントです。

凧の材料

大まかな講習の流れは多くの方と同じようなものだと思います。

・あいさつ、導入の話
・本日作る凧についての説明
・本体の配布、絵を描く
・組み立てる
・片付け
・持ち運び方、揚げ方の説明

と、このようなもので、凧を揚げる場合は、この後、凧揚げ会場に移動します。

では、以下でそれぞれの行程でのポイント等を書きます。

・はじめの話

これは、導入のための話なので、凧全般についてのうんちくやこれまでの経験を話したり、凧作りは簡単なんだという印象づけをしたりなど、話す内容は様々です。

ただ、参加者が子供達だけの時と保護者の方がたくさんいる場合、または、指導者だけ、といういろいろなパターンがありますので、参加されている方々の顔ぶれを見て、話す内容は変えています。

また、講習の時間が短い場合は簡単にすませることもよくあります。
(話し出したら止まらないのが、私の悪い癖なので、重々気をつけて短くしています。)

・本日作る凧についての説明

まずは、完成品を見せ、全体像を知ってもらいます。作り方については、これから実際に作業する内容なのでほとんど説明はしません。

なので、作る凧の「いわれ」とかがあればここで話します。

それと、興味付けのために、ここで実際に完成された凧を揚げてみせることがあります。

揚げると言っても、室内なので、実際は糸をたぐって凧を会場の中を浮かせたまま移動させるようなものです。

凧に糸を付けて、会場の一番端で誰かに持ってもらい、私が合図とともに糸を引いて凧を浮上させるわけです。

これは、初めて見る方にとっては、意外とインパクトがあるようです。ただ、体育館のような天井の高いところはいいのですが、普通の会議室のような場合は照明器具を壊さないよう、うまく操縦することが必要です。

この室内での凧揚げは、初めにするときと、凧が完成された後、揚げ方の説明の時に行うときがあります。
(どのタイミングでするかは、そのときの雰囲気でしょうか。)

・本体を配布し、絵を描いてもらう。

基本的に、私は、一つの行程で、必要な資材だけを配布します。

絵を描いてもらう場合は、本体のみを配り、他の材料は配りません。

子供達が絵を描くのを見て回り、作業が終わりそうになって、次の行程に必要な材料のみを配ります。

絵を描く前はあまりくどくどと説明はせずに、すぐにでも描いてもらいます。

しかし、必ず手が止まっている子がいるので、少しして、多少でも参考になればと凧絵についての話も交えます。
(ただし、みんなの手を止めさせて話をするのではなく、雑談のように聞いてもらえる人だけ聞いて・・という感じです。)

とにかく、この時間が凧作りの中で最初にして一番時間がかかるところです。いかに、急かすかがポイントでしょうか。

また、あらかじめ絵を描いてきてもらうとか、下絵を描いてきてもらうなどしていると、かなりの時間短縮になります。

・凧を作る

実際に凧を作っているわけですが、このときも1行程に必要な材料だけを私ながら進めていきます。

特によく似た長さの竹があったり細かな部品があったりすると、間違えて貼ったり、なくしたりといろんなことが起こります。

竹ひごでつついて遊ぶなどもよくあることです。

また、凧を作る中で一番時間がかかるのが、糸を結ぶ作業です。

最後に凧を反らせたり、糸目を付けたりと糸をくくる作業には、しっかり時間を確保しなければなりません。

そのため、それまでの作業はできるだけ時間を短くしてやっていきます。

凧を作る作業は、1行程ずつ参加者の前で説明して行いますが、その間の時間は、一人一人の作っている状況を見回っています。

特にノリで骨を貼っているのが違っていた時、貼ってすぐなら剥がすことができますが、時間が経てば他の方法で治さなくてはならなくなります。

この凧を作る作業の中でいかに揚がる凧を作らせるかというのが講師の力量ではないでしょうか。

きちんと揚がるために外してはならないポイントは正確に作らせ、間違った場合はそれをその場で治して仕上げなければなりません。

また、揚がることに問題がない場合はそのままスルーしてもいいのです。

例えば、竹骨を貼るときの裏表は、凧によっては影響します。貼ってすぐなら貼り直すこともできますが、剥がせない場合は貼ったままで、竹の曲がりを矯正することもあります。

さらに、凧作りを通して学ばせたいねらいがあれば、それも加味して指導します。

たとえば、ノリを付けるときに、チューブから直接出しただけで貼ろうとするのではなく、指でのばして貼らせる。手が汚れるよりもいいものを作ることの大切さを感じて欲しいからです。

和紙には裏と表がありますが、どちらに絵を描くかは凧の性能にはほとんど影響しません。しかし、絵の仕上がりや和紙というものの特性を知って貰うには紙の裏と表は抑えておきたいところです。
(人には裏と表はあってはいけないなどと冗談を加えてよく説明します。)

凧を作る作業は時間がかかるところで、できるだけ短縮したい場合が多いものです。

そして、製作時間はそれまでの準備段階でほとんど決まってきますが、その講習会のねらいにそった講習を組み立てていくことも大切だと思います。

・片付け

凧を作った後の片付けも、その講習会の状況によって、どの程度させるかは様々です。しかし、できるならば子供達には、きちんと後始末をさせたいものです。(最近は大人でもきちんと後始末のできない人もいますが・・)

・持ち運び方、揚げ方の説明

凧が完成したら、凧の持ち運び方の説明をします。

凧が壊れるのは風が強く壊れるなど、空に揚げた状態で壊れるよりも、地上で凧を持っているときの方が圧倒的に多いようです。

凧を作って凧揚げ会場持って行くときに壊れることがよくあります。それで、凧の持ち方を教えるわけです。

和凧の場合は紙のところを持っていれば破ける原因になります。凧を持つときは、その凧の一番強いところを持つようにします。

特に、風が吹いている中で凧を持つときは、糸目を絞って持つことを勧めています。

そして、揚げ方の説明では、揚げ糸をしっかり結ぶことと誰かに持ってもらって揚げることくらいでしょうか。

あまりたくさんのことを言ってもしかたがなく、特に、みんな揚げたくてウズウズしているときなので、凧が完成してからの説明はできるだけ手短くしています。

また、ここで実際に凧を室内で揚げてみせる場合もあります。

参加者の作った凧の一つを貸して貰って、持ち方や揚げ糸の結び方を見せて、そのまま室内で揚げて見せます。

初めにしないときは、ここが最後の見せ場と言うところでしょうか。

作った凧が実際に揚がるという実感が得られて、「いざ凧揚げ!」という気持ちになります。

もし、引き続き凧を揚げない場合はこれで締めくくりというとこです。

つづく・・
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