凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

<< 凧糸 | main | サイト紹介ー中国凧 >>

凧糸 part2

凧糸ーテトロン
前回、ポリエステルの凧糸について書きましたが、
ポリエステルは繊維名でポリエステルの糸がすべて同じ性質を持つのではありません。(少しややこしい話ですが)

実際、デュポン社のダクロン、帝人社のテトロンもポリエステル繊維です。
(上の写真は、テトロンの組紐です)

現在、キャラクターカイトによく付いている凧糸や市販されている凧糸の中でエステル糸などは、軽くて柔らかく、反面もつれやすい性質があるということです。

凧糸として使われる物は

木綿、麻、クレモナ(クラレ社:ビニロン)、テトロン(帝人社:ポリエステル)、ダクロン(デュポン社:ポリエステル)、ケプラー(デュポン社:アラミド)、スペクトラ(ハネウエル社:スペクトラ) などがあります。

ダクロンやケプラー、スペクトラなどは、スポーツカイトの普及と共に使われるようになったようです。

私も、2本の糸で操縦するスポーツカイトを作ったことがあります。
当時、摩擦に強く、細くて強いと言われたケプラーを使いました。
その結果、凧本体よりケプラーの糸の方がすごく高くつきました。
(骨は、木や竹を使ったので、けっこう安あがりだったから)

凧糸については、下記のサイトで販売されています。

ダクロン、スペクトラ など
ザ・カイトワールド

テトロン、クレモナ など
ウインドラブ
コメント
糸の種類もたくさんで、十分には把握できません。ただ、凧を揚げていて、切れて初めてその糸の強さの限界が分かるといものでしょうか。
  • takoaki
  • 2006/06/10 10:55 PM
昔、私が子供のころに買った凧(アコーデオンカイト)に付いていた糸がもの凄く強かった記憶があります。小さい頃のお気に入りの凧のひとつでした。
  • ぶっかけ大
  • 2006/06/08 11:41 PM
凧糸もいろいろな種類がありますね?同じ繊維が会社によって名前がちがうことが大変参考になりました。私はカイトワールド・ウインドラブ・ウッディーキャビンの3つの会社から購入して使っています。値段も微妙にちがいますので3社の糸を使い比べてみるのも楽しいです。
  • 凧男
  • 2006/06/08 8:48 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
メインメニュー
・目次ページ
・お役立ち情報館
・凧作り資材館
・凧の本・書籍の紹介
・相互リンク募集
・お問い合わせ
目 次
ブログ内検索
サイト内を語句で検索
最近の記事
最近のコメント
プロフィール
お気に入り追加
お気に入りに追加!
にほんブログ村 趣味ブログへ
新宿不動産
ワノコト -和風な暮らしコミュニティ-
ジャンボ宝くじの当選番号
四国徳島 健心流
その他
QRコード
qrcode