前回、ポリエステルの凧糸について書きましたが、
ポリエステルは繊維名でポリエステルの糸がすべて同じ性質を持つのではありません。(少しややこしい話ですが)
実際、デュポン社のダクロン、帝人社のテトロンもポリエステル繊維です。
(上の写真は、テトロンの組紐です)
現在、キャラクターカイトによく付いている凧糸や市販されている凧糸の中でエステル糸などは、軽くて柔らかく、反面もつれやすい性質があるということです。
凧糸として使われる物は
木綿、麻、クレモナ(クラレ社:ビニロン)、テトロン(帝人社:ポリエステル)、ダクロン(デュポン社:ポリエステル)、ケプラー(デュポン社:アラミド)、スペクトラ(ハネウエル社:スペクトラ) などがあります。
ダクロンやケプラー、スペクトラなどは、スポーツカイトの普及と共に使われるようになったようです。
私も、2本の糸で操縦するスポーツカイトを作ったことがあります。
当時、摩擦に強く、細くて強いと言われたケプラーを使いました。
その結果、凧本体よりケプラーの糸の方がすごく高くつきました。
(骨は、木や竹を使ったので、けっこう安あがりだったから)
凧糸については、下記のサイトで販売されています。
ダクロン、スペクトラ など
ザ・カイトワールド
テトロン、クレモナ など
ウインドラブ