
ぐにゃぐにゃ凧の材料セットです。
本体はカットし、糸を通す穴には補強用のシールが貼ってあります。
作るのは、竹をセロテープで貼って、糸目糸を付け、糸目糸の真ん中にわっかを作ればできあがりです。
簡単なので、小学校低学年以下の凧作り教室でよく使いました。
しかし、この凧も簡単とは言えないところがあります。
本体に糸をくくり付けることです。
糸目を付けるという作業は、けっこう時間がかかりますが、最近特にこの”糸をくくる”という作業に時間がかかっているような気がします。
凧作り教室で、「普通にくくって下さい。」と言うだけでは作業が進まないようです。
そこで、簡単に糸を付けることのできる部品を開発する、という方法もありますが、今のところいい物がありません。
(骨に付けるキャップのような物で、反り糸を巻き付けるだけで凧を反らすことのできる物はあります。)
それと、私自身の中で、本当にくくることまで簡略化していいのだろうか、という疑問があります。
凧作り教室では、単に凧を作るだけでなく、凧作りを通して物作りの良さとなる何かを経験させてあげたいと思っています。
日常生活の中で、少なくはなっていますが、くくるという作業を子供たちには、ぜひ経験させてあげたいと思うのですが・・・・