凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

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切れない両面テープ

端の折り込み
写真は、前回紹介した凧の端の部分です。
角凧本体の両サイドや他の凧でも骨のない端の部分は、よく糸を入れて折り返して補強します。
小さい凧なら、折り返してノリで貼るだけで十分ですが、少しサイズが大きくなると、それだけでは破れてしまうことがあります。そこで糸を入れて補強するのですが、私は、糸を入れて貼る代わりに、フイルムの両面テープをよく使います。

フイルム両面テープ
(株)寺岡製作所のフイルム両面接着テープです。

普通の両面テープは薄い不織布でできています。簡単に手でちぎれる程度の強度です。上の写真の両面テープは、PET(ポリエステル)のフイルムテープでできています。少々引っ張っても切れることはありません。
タイトルで「切れない」と書きましたが、はさみで切れば簡単に切れるので、正確には「切れにくい」両面テープです。
ただし、両面テープだけを引っ張ると、テープの厚さ、幅ともに細くなって伸びてきます。しかし、紙に貼った状態で引っ張ると、両面テープが変形しにくくなるので、かなりの強度があります。

両面テープを貼って、上の剥離紙を剥がさず、まず折り目を付け、それから剥離紙を剥がして折り返せば、簡単に貼ることができます。いちいち、折り目を付けて、ノリで貼らなくて済むので大変便利です。
コメント
このテープは、一般に市販されているかどうかは確認できていません。(「ウインドラブ」では販売しています)この他にも、凧を作るのによい物があれば、ご紹介下さい。
  • takoaki
  • 2006/08/07 7:27 AM
貴重な情報ありがとうございました。ついつい安い100円ショップの両面テープで作っていましたので、このテープの存在を知りませんでした。使ってみようと思います。感謝を込めて…
  • 凧男
  • 2006/08/04 8:04 PM
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