凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

<< T氏のお宅に | main | 授業での連凧作りー2 >>

授業での連凧作りー1

200連凧

古い写真ですが、中学1年生の生徒が作った200連の連凧です。

教員をしているときに、授業で連凧作りをしました。
授業の目的は、協力して一つの物作りをするという実働体験よって、世間性を養っていくというものです。
(多少専門的な話になって申し訳ございません)
研究授業として発表したのですが、その時の資料が全く残っていないので、記憶をたどりながら紹介していきたいと思います。
学校という教育現場における物作りの一助になればと思っています。

学級目標が「協力」だったので、それを形に現す物を作ろうと言うことで、連凧作りをすることにしました。
目的はクラスで協力しての作品、ということなので、凧に名前を書くなどの、個人の痕跡は一切残さないようにしました。
できた物は、秋の遠足の時にみんなで揚げ、全校生に見てもらうことにしました。
授業計画は、週1時間の作業で、約2ヶ月間で行う予定でした。実際は、最後の方になると、間に合わせるために数時間余分に費やしました。

そして、教師サイドのねらいとして、苦労して作ることで本当の喜びを味わわせたいと考えました。そこで、骨も自分たちで削らせることにしました。
この骨作りは、大変困難を伴いましたが、授業のねらいを達成する大きな要因となりました。

連凧の作り方については弊ブログの「連凧の作り方」のカテゴリーをご覧下さい。

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
メインメニュー
・目次ページ
・お役立ち情報館
・凧作り資材館
・凧の本・書籍の紹介
・相互リンク募集
・お問い合わせ
目 次
ブログ内検索
サイト内を語句で検索
最近の記事
最近のコメント
プロフィール
お気に入り追加
お気に入りに追加!
にほんブログ村 趣味ブログへ
新宿不動産
ワノコト -和風な暮らしコミュニティ-
ジャンボ宝くじの当選番号
四国徳島 健心流
その他
QRコード
qrcode