写真の「ますいか」を揚げていて、よく聞かれるのが「うなり」についてです。
この音を出すしくみについては、またの機会にしたいと思います。
(ちなみに、八日市大凧まつりでは、ポリエチレンのテープを使っていました)
次に話題になるのが、糸目についてです。
糸目の長さは、「凧の縦の長さと同じ」と言いましたが、正確に言うと
「凧から糸目糸を束ねた所までの長さが凧の縦の長さと同じ」です。
それと、糸目糸を凧にくくるときは、すべて「片結び」(ちょうちょ結びの片方だけのもの)にしてあります。
糸目を調整するときは、凧に結びつけた糸をほどいて調整します。
他の多くの凧に比べると短いので、これで安定するのが意外だと思われる方が多いようです。
この凧の反りですが、一番上が深さが11センチで、一番下が8センチの深さです。下に行くほど、反らせ方がゆるくなっています。
糸目が多いので、慣れないと作りにくいかもしれませんが、凧揚げ大会で他の人が作っているのを見れたらいいなあ〜 と思っています。