凧は空に浮かぶ手作りのオブジェ。自然が引く凧糸の感触。手の届かないところで織り成す微妙なバランス。凧作りの奥深さは人を惹きつけるものがあります。

讃岐の凧 八角

八角

香川県の高松の伝統的な和凧です。作者は、故I氏です。この凧を作って下さったときは80歳を越えていました。
本などでは「八角」という名で紹介されていますが、地元では「角ちがい」とも言います。
「うなり」を付けて揚げるために、上部の横骨が突き出ています。
香川県の高松の凧は、だるま・せみ・むかで など多くの種類があり、ほとんどが、「うなり」としっぽを付けて揚げます。

八角 裏

この凧の骨組みです。
凧の中心で交差する、縦骨と横骨は平割りの竹を使い、まわりの骨は柾割りの竹を使っています。さらにまわりの交差点は竹を少し割って組み込んでいます。
I氏の作り方は、まず、竹骨を糸で縛って骨組みを作り、真っ白い紙に貼ります。それから絵を描いていきます。当然下書きはなく、構図は頭の中でできていたようです。

津軽凧絵

津軽 凧絵

津軽の凧絵ですが、骨組み等の作りは普通の角凧です。

津軽の凧の骨は、ヒバの木を使います。
この凧は、津軽の絵師が描いた本体を角凧に仕上げた物です。したがって、竹の骨を使っています。

絵の作者は、知っている二人のうちどちらかなんですが、どうしても思い出せません。絵の感じから、想像はつくのですが、落款がないのではっきりしたことが言えません。ただ、達筆の方であることは間違いありません。

前回紹介した凧もそうですが、年数が経ったため、色によってはかなり退色が進んでいます。鮮やかな色合いをお見せできないのが残念です。

凧絵の技法 「角凧 猪熊入道」

角凧 鬼熊入道

縦60僂粒兮です。

凧は空に揚がるといろいろな角度から光を受けます。
そのため、表からだけでなく、裏から光があたっても発色のよい物が、派手に見えます。
これは色の塗り方だけでなく、使う色自体の影響が大きいです。
以前はよく粉染料を使っていました。染料系の色は透明感があります。紙にしっかりにじませながら描くと筆ムラなく発色のよい色が塗れます。ただし、水に落ちるという難点がありました。
ネオカラー(ターナー社)は顔料系ですがけっこういい色が出せるし、水にも落ちないのでよく使っていました。

ある時期、ステンドグラスのように、筆ムラがなく透明感のある発色のよい色と塗り方を求めていました。

今は、絵を描く腕は上がっていませんが、いろいろな色を絵に合わせ、また、その時の気分で自由に使っています。

凧に「これでないとだめ」なんていうものはないので、思ったものを形や絵に自由に表現していくと、凧作りのおもしろさがさらに増えてくるのではないでしょうか。

凧絵の技法 「角凧 大江山」

角凧 大江山 1

縦が92僂粒兮です。
凧絵は、大江山の酒呑童子と源頼光です。

角凧 大江山 2

凧も後ろから光を当てると表情が変わってきます。
ディスプレーとしてショウウインドウに貼り付けられた凧は、昼間は外の光で見え、夜になると店内からの光で写真のように見えます。

後ろから光を当てたときに、筆むらが出ないように色を塗るのも凧絵の技法の一つです。
原理は、紙に色をにじませながら描くことです。でも、あまりにじませすぎると隣の色まではみ出てしまいます。そこで、適度ににじませながら描けるように筆の運びと絵の具の濃度を調整するわけです。

しかし、黒の線を太めに描いておけば、それが防波堤の役目をして色がにじんではみ出すのを防いでくれます。また、染料などのにじみやすい色には木工用ボンドを混ぜるとにじみにくくなります。ただし、色あいが若干変わるので、1度確認してから塗って下さい。

鳥凧

鳥凧 表

知人が台湾で買ったという鳥の凧です。
実際に作られたのはどこかわかりません。
爪の部分とかはけっこうリアルに作られています。

鳥凧 裏

裏から見たところです。
翼の部分が取り外せるようになっています。
生地はシルクではありません。

ここのところ天気が悪く揚げることができませんでした。
いつか、どのくらいの風でどのように揚がるか試してみたいと思っています。

「10000人」記念プレゼント

ろう描き 金魚

金魚の絵の「ごんぼいか」です。
試験的に3枚作りました。

この中の1枚を「10000」ぴったりのカウンターを開いた方にプレゼントします。(カウンターは右の下の方にあります)

このカウンターは、同じパソコンからのアクセスは1日に1回しかカウントしませんので、10000人目の方は複数出る可能性があります。
応募が複数の場合は抽選とさせていただきます。

応募方法は下記の通りです。

「10000」と表示されているカウンターの画像をメールに添付し
必要事項を記入して下記のアドレスまでお送り下さい。

記入する内容は
・お名前(ハンドルネームでも可)
・メールアドレス
(特にメールアドレスはお間違えのないように)

画像を貼付する方法は、
カウンターにカーソルを合わせて右クリック
「画像を電子メールで送信する」をクリック でもきます。

メールアドレス

(スパムメール防止のため、アドレスは直接入力して下さい。)

当選者の方には、メールでお知らせいたします。
その際に、送付に必要な内容をお聞きいたします。
また、応募の際の個人情報は当選の通知以外に利用することは一切ありません。

当キャンペーンは終了いたしました。ご応募ありがとうございました。
今後とも弊ブログ「凧ー手作りの魅力」をよろしくお願いいたします。

ポリシートの鳥凧

鳥凧

友人からいただいた鳥の凧です。

ゴミ袋で作ったそうですが、今では真っ黒いゴミ袋は見かけにくくなりました。これから、カラスとかトンビの凧は作りにくくなるのでしょうか。

この凧は、日本の凧の会の会報に掲載されていた記事を見て作ったと言う人の凧を見て作ったものだそうです。(ややこしい話ですが)

少し前に、鳥の形をした凧が作れないかという問い合わせがあり、量産できる鳥凧を模索していました。結局、製造には結びつきませんでした。

そこで、子供たちでもできる簡単な鳥凧はないかと思っていたところ、参考のためにこの凧をいただけることになりました。

鳥の凧は、いろいろな骨組みの物があって、それぞれに長所があり、どんな物を作ればよいかたいへん迷うところでもあります。

「簡単に」をキーワードにこれから模索していきたいと思っています。

讃岐の和凧

讃岐和凧 下絵

香川県の「ますいか」と呼ばれる凧の古い下絵です。
「ますいか」は角凧のことですが、頭の部分が少し丸くなった物も「ますいか」と呼んでいました。

20年ほど前に作者の方を訪ねて行ったのですが、すでに亡くなられており、家族の方も引っ越されていました。
それから数年後に、娘さんが同じ市内に居られることがわかり、早速訪ねてお話を聞くことにしました。

そこにあったのがこの絵です。
これ以外に、数10枚の下絵を、形見として保管していると聞き、ご了解を得て、後日すべてを写真に撮らせて頂くことができました。

以前、紹介したH氏と似た感じの絵ですが、H氏とも交流があったようです。讃岐の伝統的な凧絵の雰囲気が十分に出た作品だと思います。

真夏の凧揚げ ファイター

ファイター

暑い日が続いています。
少しでも涼しそうな凧を、と思って、セール生地で作ったファイターを揚げてみました。

ファイターはけんか凧のことで、1本の揚げ糸を出し入れすることで凧を操縦します。

写真の凧は、1辺が60僂寮喫形の形の凧です。カーボンの骨を使って、組み立て式になっています。初心者向きに、安定性を持たせているので、くるくる回転するようなことはありません。しっぽを付ければ、真っ直ぐにのんびりと揚がっています。

真夏の真っ青な空に気持ちよく泳いでいるのは凧だけでしょうか。
(自分で揚げているときは、暑さを忘れているのですが・・)

いっしょに行った友人は、暑さでバテバテでした。

まだまだ暑い日が続きそうです。
読者の皆様、健康にご留意し、お過ごしいただきたいと思います。

ポテトチップスの袋で作る凧

ポテトチップスの袋の凧

大きめのポテトチップスの袋で作りました。
drachenさんから教えていただいた凧です。
発案者は外国の方で、作り方は下記のページに載っています。

http://perso.nnx.com/dferment/suite1/ukmarcel.htm

ふらふらと風に浮いている感じで揚がっていきます。しっぽに丸い黄色い紙を貼ると、ポテトチップスが袋から落ちている感じが出て、ユニークさが増します。

ただ、適する風の範囲が普通の凧より狭く、風が強すぎても、弱すぎても揚がりにくいようです。

今後、凧の可能性を引き出すための参考になる凧だと思いました。
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